
私は初めてこのダイソン 羽なし扇風機ホットアンドクールAM09の存在を知った時には本当に驚かされました。
まず初代の羽がついていない扇風機の時にも、同様の意表を突かれたような衝撃がありました。
このホットアンドクールが初めて発売された時も、その時と同レベルの衝撃が私の体内に走っていきました。
というのも扇風機は扇風機であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
生まれた時から普通に夏の暑さ対策に使われている羽がモーターによってクルクル回て風を送る、いわば夏の風物詩とも言える日本の夏には定番のアイテムだからです。
つまり、扇風機とはそういうものだという固定概念が私達にはあったのです。
しかしそのイメージをあざ笑うかのように、まるで日本文化を違った形で、それも海外のメーカーが否定してきたのがこのダイソンの羽のない扇風機 ホットアンドクールです。
なぜこんなにも売れているのかというのも、これらを否定して新しい形の提案を見事に成し遂げたからだと私は思います。
それにイギリス製ということも相まって、ブランド力が高いと言う事実も否めません。
というのも、日本人は元々欧州ブランドに弱い傾向にあります。
例えばルイ・ヴィトンやグッチであるとか、メルセデス・ベンツにBMWなんかが良い例です。
それを持っているというだけで、どこか一種のステータス性やちょっとした優越感に浸ることが出来るからです。
実際に初めてダイソンの名を知られるようになったのは、元々掃除機のサイクロン方式からです。
正直今国産モデルで、ダイソン製よりももっと音の静かな、より優等生なサイクロン方式の掃除機も発売されていましたが、やはりダイソンに勝てていないのがそれを物語っています。
でも実際にその商品を手に取ると、洗礼されたデザインや遊び心というのは先程例に挙げた車やカバン類などと同様に国産の製品からは感じることは出来ません。
もちろん日本製には日本製の高機能でお買い得な特徴は海外製品につくり出すことは恐らく不可能ですし、海外製品のそれらの魅力はまた国産メーカーが作ることは不可能でしょう。
私はこの商品を実際に、家ではなく自身の経営する店舗に使用しているのですが、夏も冬も年間通して使えます。
それに普通の場合、扇風機と電気ヒーターの両方を置いておくとスペースも取ってしまいますが、この商品の場合にはそういった心配がないので非常に楽です。
それに、扇風機の場合使っていない時にきちんとカバーとかをかけておかないと汚れが羽について、次のシーズンの時に手入れが大変となってしまいます。
しかし、このダイソン 羽なし扇風機ホットアンドクールAM09は年中使っているので、気づいた時に軽く拭いてあげるだけで終わってしまいます。
省スペースなだけに汚れる箇所も少ないのです。この便利さと商品力が売りのダイソン 羽なし扇風機AM09、少し値は張りますが買う価値はあります。