私は骨董品については何も知りませんが、実家の両親、特に父はもう90歳も近い年齢となり、身近なものを片づけています。
その中には戦前から持っている物、祖父が骨董屋から鑑定書付で購入した物、祖母の茶器等古いだけですが、骨董に近い物もありました。
下手な骨董屋に売るのは嫌なので、父も色々知らべて、ある骨董屋さんに来てもらって鑑定してもらったそうです。
特別高いものはなくても珍しい物があったようで、その骨董屋さんが父から少しずつ骨董を買い取るとそれを楽しみにするお客さん達が出てきたそうで、「次はいつ〇〇さん(父の苗字)のが出ますか?」と聞かれる程だったそうです。
私から見たら古いだけ。でも父はこれらはHさんという鑑定士の印が押してあるから本物だと言います。
でも、その鑑定書付のものが何十もあると、総てが本物とは思えません。
それよりはサンフランシスコ条約を結んだ政治家から祖父宛てに来た手紙の方が価値があるように思えるのですが・・・。
結局400万円程のお小遣いが出来たそうで、丁度家を建てた私はその半分を貰うことが出来ました。
骨董と呼べるほどの物ではなくとも、古いだけで価値がある物もあるようです。