
DIY用の電動工具には、以下のような特徴があります。
一つ目は、「高コストパフォーマンス」。
DIY用の電動工具は、プロが使うような過酷な状況での使用を想定していません。
それよりも、いかに価格を抑えられるかということを重視しています。
ですから、過酷な状況で使っていると、故障する可能性は高くなります。
とはいえ、軽作業であったり、たまに使うくらいの状況であれば、長持ちさせることはできます。
二つ目は、「低機能・低性能・低精度」。
これは、別に粗悪品ということではなく、あくまでプロ用と比べると制度などが劣るということです。
ただし、最近は値段の割に高い性能を持ったモデルも存在しています。
三つ目は、「低耐久性」。
バッテリーの耐久性も、プロ用と比べると低めです。
ただし、あくまでDIY用ですから、「正しい使い方をする」「しっかり保管する」という点に気を付ければ、十分長持ちさせられます。
また、メーカーによっては、プロ用のバッテリーが使われていることもあります。
四つ目は、「高騒音」。
やはり、プロ用の物よりは、大きな音が出てしまいます。
特に、動作音が甲高かったりすると、実際よりもうるさく感じてしまいがちです。
そして、メーカーごとに色でDIY用か否かを判別することもできます。
「株式会社マキタ」では、たいてい緑色が使われています。
「日立工機株式会社」では、たいてい黒紫が使われています。
「パナソニック電工」では、ボディーがグレーで、スイッチがイエローという配色になっています。